30秒で読める看護力UP講座

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チアノーゼを見落としやすい患者さんとは?

チアノーゼは唇や爪などが青紫色に変色した状態のことで、ショックや呼吸不全などの存在を示唆する重要な身体所見です。多くは血中の酸素が不足することによって、赤色素のない還元型ヘモグロビン(酸素と結合しないヘモグロビン)が増えることが原因となります。ヘモグロビン濃度が元から低い貧血患者ではチアノーゼが現れにくく、重篤な状態を見逃してしまう危険がありますので注意が必要です。

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全国統一第3回看護力検定結果発表

<結果発表>
12/16(月)

 

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ボタン型胃瘻はサイズが合っているか定期的に確認!

ボタン型の胃瘻は皮下脂肪の厚みなどによってサイズが変わりますが、合っていないサイズのものを使用していると瘻孔周囲が圧迫されて不良肉芽ができたり、流動食の漏れによる炎症を起こすことがあります。常に同じカロリーを投与されている患者も体型は変化していくので、定期的にカテーテルがきつくないか、余り過ぎていないかチェックして、適したサイズのものを使用しましょう。

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採血方法の誤りで血清カリウムが異常高値に!

採血方法の誤りによって血清カリウムが異常高値となることがあります。その代表的なものが、血管を怒張させるために駆血帯を巻いた後に手をグーパーさせる「クレンチング」です。筋収縮に伴う筋肉からのカリウム漏出が原因ですが、血管が見えにくい時は採血部分を温めるなど他の手法をとり、できるだけ「クレンチング」は控えるようにしましょう。

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帯状疱疹の患者さんケア時に注意することは?

帯状疱疹は水痘に感染後、神経節に潜んだ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が再活性化して発症する病気です。帯状疱疹自体はヒト-ヒト感染することはありませんが、水痘に罹患したことがない人が帯状疱疹患者から排出されたウイルスに感染すると、水痘を発症することがあります。成人の水痘は非常に重症化することがあるため、予防接種を受けていない人、子どもの頃に水痘に罹患したことがない人は、特に注意して帯状疱疹患者に接しましょう。

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わかりにくい高齢者の結核に注意しよう!

結核は過去の病気と思われがちですが、今でも年間2万人が新たに結核と診断されており、その大半は高齢者です。しかし、高齢者の結核患者は呼吸器症状が現れにくく、検査画像でも典型的な結核像が見られないことも多いため、発見が遅れがちになる傾向があります。長引く微熱、食欲不振、体重減少、活気の低下など、いつもと違った様子があるときは結核の可能性も念頭に入れましょう。

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膀胱留置カテーテルが紫色に!?

長期間に渡って膀胱留置カテーテルを使用していると、カテーテルや蓄尿バッグが紫色に変色することがあります。これは、慢性便秘症と尿路感染を合併したことによって生じる「紫色採尿バッグ症候群(PUBS)」です。急激に腎盂腎炎などに進行する場合もあるため、このような変色を発見したら、体温などのバイタルに異常がない場合でも速やかに担当医に報告するようにしましょう。

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