30秒で読める看護力UP講座

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わかりにくい高齢者の結核に注意しよう!

結核は過去の病気と思われがちですが、今でも年間2万人が新たに結核と診断されており、その大半は高齢者です。しかし、高齢者の結核患者は呼吸器症状が現れにくく、検査画像でも典型的な結核像が見られないことも多いため、発見が遅れがちになる傾向があります。長引く微熱、食欲不振、体重減少、活気の低下など、いつもと違った様子があるときは結核の可能性も念頭に入れましょう。

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全国一斉看護力検定はじまる!

<実施>11/5(火)~11/29(金)

<検定料>1,500円(税別)

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膀胱留置カテーテルが紫色に!?

長期間に渡って膀胱留置カテーテルを使用していると、カテーテルや蓄尿バッグが紫色に変色することがあります。これは、慢性便秘症と尿路感染を合併したことによって生じる「紫色採尿バッグ症候群(PUBS)」です。急激に腎盂腎炎などに進行する場合もあるため、このような変色を発見したら、体温などのバイタルに異常がない場合でも速やかに担当医に報告するようにしましょう。

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低栄養だと血清カルシウム値が低下する?

体内のカルシウムの99%は骨や歯に存在し、残りの1%が血液中に存在します。血液中のカルシウムは半数がイオン化した状態で存在し、残りはアルブミンなどと結合した状態となっています。このため、低栄養などで血清アルブミンが減少すると血清カルシウムも見かけ上低値になることがあります。血清カルシウム値を正しく評価するには、血清アルブミンの値から補正値を求めましょう。

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血液製剤の汚染を見抜くには?

生体由来の「治療薬」である血液製剤は、病原体に汚染されていることがあります。検査方法の進歩によって、肝炎ウイルスやHIVの輸血による感染事例は非常に少なくなりましたが、細菌に汚染された血液製剤は一定数報告されており、敗血症による死亡例もあります。色調が変化したり、凝固物が沈殿したりしていないか、使用前にバックをチェックしましょう。

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インフルエンザは夏にもかかる?

例年11月から4月頃にかけて流行するインフルエンザは「寒い時期の病気」と思われがちですが、一年を通して患者は発生しており、老人施設などでは夏に集団発生することもあります。季節外れのインフルエンザにかからないためにも、日ごろからスタンダードプリコーションを遵守し、高熱・咽頭痛・関節痛などの症状が見られる患者さんにはインフルエンザも念頭に置いて対応しましょう。

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抗菌薬と牛乳は飲み合わせが悪い?

牛乳に含まれるカルシウムが、薬物の吸収を低下させてしまうことがあります。その結果、十分な治療効果が得られないばかりか、十分な血中濃度に至らずに服用を続けると耐性菌を生む原因になることも…。
牛乳との飲み合わせがNGな薬物は、ニューキノロン系・テトラサイクリン系・セフェム系の抗菌薬です。患者さんには、牛乳での服用は避けるよう指導しましょう。

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